インチアップしたホイールを修理する際の注意点

インチアップとは、車に装着しているホイールのリム径をより大きなものに交換する事です。
ハンドリングのグリップが効きやすくなるというメリットもありますが、多くの方はドレスアップ効果を狙って、インチアップされるのではないでしょうか。
こうしたインチアップされたホイールを縁石などにこすって、ホイール修理に出す場合に注意した方が良い事があります。
それは、見た目のキズを修理するだけでなく、歪みが無いかチェックしてもうというものです。

インチアップされたホイールは、扁平率が高い為、少しの段差などで歪んでしまう場合があるのです。
その様な場合は、ドライバーも気が付かないケースもあり、放っておくとエア漏れやホイールバランスの崩れに繋がってしまいます。
ですから、インチアップしたホイールを修理に出す際には、一緒に歪みが無いかどうかチェックして貰いましょう。

現在、シルバーや、ハイパーシルバー、ブラックなど様々なカラーが市場にあふれ、また、メッキ、ダイヤモンドカット、アルマイトなどの特殊加工が施されたホイールにも人気が集まっています。
鋳造で作られたものだけでなく、より軽量で強度の高い鍛造で作られたBBSから販売されている高価なホイールなども、街中では良く目にする事が出来ます。
メッシュ、スポーク、ディッシュなど様々なデザインのものが市販され、そのデザイン性の高さから、多いの場合その美しさが話題になりがちです。

しかし、ホイールは本来、車の安全走行に深く関わる最重要保安部品です。
ナット、ボルト、バルブといった小さなパーツも、しっかりと安全性を保ったものでなければなりません。
インチアップをすると、かなりドレスアップ効果が得られますが、安全走行を保って運転できるように、日頃から注意する事が大切です。